今年から日産はNISSAN GT-R LM NISMO
というクルマで世界耐久選手権に参戦するそうな。
http://japanese.engadget.com/2015/02/02/gt-r-lm-nismo/



で、
ビックリ仰天したのが
このクルマ、なんとFF!!!
で、カッコ悪い(笑)


ミッドシップレイアウトが常識的な中
FFでくるとは攻めてますね<日産


恐らく駆動系の配列は
ギアボックス、デフ、エンジン
※いわゆるミッドシップを前後逆にしたカタチ
http://www.dailysportscar.com/wp-content/gallery/nissan-gt-r-lm-nismo-lmp1/nissan-gt-r-lm-nismo-lmp1-marshall-pruett-05.jpg


ということで
ミッドシップ超弩級スーパーカーが狂喜乱舞した
60年代後半から70年代前半に
これと似たようなクルマがあったことを想い出した。


そう、シトロエンSM


沢村慎太朗のスーパーカー誕生から引用


>>まず最初にあるのは、前輪駆動が生む安定性。
つまり前から引っ張ることで車体を安定させること。
FFでロングベースにすると、相対的にノーズヘビーとなるので
ここでも直進性は増す。ただしフロントヘビーになりすぎないように
エンジンを後に、トランスアスクルを前に積んだフロントミッドシップ
これで旋回機動性を補い、さらに前トレッドを広く、後トレッドを狭くして
前の限界を上げて後を下げて回頭性をよくする。
アンダーステアではない直進性を確保した。<<



ということなので
一発の速さや俊敏性を求められる
スプリントレースではなく
耐久レースならこのレイアウトは
理にかなってるのでは?
ただしパワステいるんじゃないの??(爆)


しかしシトロエンの先進性はさすがだな。
SMの基本レイアウトは
なんと1934年のトラクシオン・アバン
ここからDS→SM→CX→XM(やっぱりそこかい!w)
と繋がっているんですよね。